2014年6月6日金曜日

なにが街頭行動を陳腐化させたのか


 いま、街頭行動はダサい。
なんだか目も当てられないほどかっこわるい。

 なぜか。
 右翼のせいか。
 議会政党のせいか。
 メディアのせいか。

 みんなちょっと考えてほしい。


 97年のロンドン、99年のシアトル、2001年のジェノヴァ、そして日本では2003年のリクレイム・ザ・ストリート(サウンドデモ)が、先鋭的な街頭行動のスタイルを普及させた。2000年代の東京は、デモに出ることがかっこいいという状況をつくっていた。当時は街頭デモを計画し、警察とつばぜりあうのが、めちゃくちゃ楽しかったのだ。

 それがどうだ。いまの街頭デモは、まったくワクワクしない。

 カンパニアだからか。
 行為の直接性が回避されているからなのか。
 いや、しかし、在特会に対抗する「レイシストしばき隊」の行動は、充分に直接的である。なのになぜ、彼らはかっこわるいのか。

 よくわからない。

 これちょっと考えてほしい。






追記

なんだかこの文章のアクセス数が異常なので、調べてみたら、野間とかいうのがツイートしていた。たぶん「反原連」の野間だね。

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野間易通 @kdxn
リクレイム・ザ・ストリートから矢部みたいなヘサヨサブカルの垢をそぎ落として洗練させたのが今の街頭行動。人脈も連続してるし。RT @sangituyama: 矢部史郎くんはこんな文章しかかけなくなったんだな。平井玄に続いて終了だな。

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これだよ。
自分で「洗練」っていうかね。
「人脈」とか言うかね。
言葉ひとつひとつに美意識が欠落してんだよな。目も当てられない。