2015年2月5日木曜日

栗原康くんの新著をいただきました

献本をいただきました。

 『学生に賃金を』 栗原康著 新評論




 栗原康くんは、日本の初期社会主義(アナキズム)の研究者。
しかし古い文献史料だけでなく、現代のアナキズム理論にも精通している異才です。

本書の内容については、コメントを控えます。コメントするまでもなく、タイトルからもうアレなので。



ところで、ちょっと前の話題を蒸し返しますが、山形浩生という翻訳者が恥ずかしい誤訳をやらかした件について。
 ニューヨークの「オキュパイ・ウォールストリート」に関する書籍を日本で出版する際、翻訳者の山形氏は、“Black block”(ブラックブロック)を“黒人連合”と誤訳して、印刷してしまったのでした。
彼はブラックブロックを知らなかったんですね。あと、編集者も知らなかったんですね。物知りみたいな顔してるけど、けっこうフシアナなんですね。
ブラックブロックとはどういうものなのか、関心のある人は、ぜひ栗原くんの本を読んでみてください。彼はブラックブロックを知っています。